目次
登場人物
夫:宮城県出身、看護師、3人兄弟の末っ子、現在無職
・自由奔放
・物事を反射的にとらえる
・感情豊か
・ラテン系
・自分が無職になり自由に生活しているくせに、妻が「退職する」と言った時に「う~ん、何やるか決めてからの方がいいんじゃない」というビビり
妻:山形県出身、理学療法士、兄が一人、現在無職
・まじめできっちりしている
・物事を論理的にとらえる
・冷静沈着
・典型的日本人
・11年間勤めた夫が「退職する」と言った時に「いいんじゃない」とすんなり後押しするという奇跡の人
子①:2012年生まれ女の子
・しっかり者でおせっかいお姉ちゃん
・小柄でめがねっ子(かけるのを忘れがち)
・納豆ご飯が大好き(食べ始めるまで15分くらいうだうだして毎日怒られる)
・最近はすみっこぐらしがお気に入り。
子②:2015年生まれ男の子
・ちゃっかり者でマイペース。
・最近はうどんがマイブーム
・電車や車が大好きで、床に寝そべりタイヤが転がる様子をうっとりしながら眺めている。
・「トーマスつけて!」ばかり言う。
子③:2017年生まれ女の子
・お調子者。
・我が家のアイドル。噛みつき魔なので要注意
・離乳食は全く食べず、母は作ることをほぼ放棄。
保育園に通いだしてから食べるスイッチが入り、白米を毎食「おかわり!」するくらいに食べるようになる。
夫婦の紹介
私たちの出会いは2008年9月27日
当時、夫は神奈川在住、妻は山形在住
〇〇連の病院に勤務していた私たち。
2年に一回開催される、全国各地から集まる若者の研修で同じ班になった。
夕食交流会で隣にいた夫の水を間違って!?飲んだことにより会話が始まった。
一泊の研修で意気投合?し遠距離恋愛がスタート。
2年弱の遠距離恋愛(飛行機で行き来し、会うのは1~2か月に1回)で妻が「仕事が楽しくない。どうしようか悩んでいる」と言ったら、夫が「そんなに嫌なら辞めちゃえば~」と軽く言った。
妻は「神奈川に来ていいよ!」ってことだと思い、退職して神奈川に出てくる。
家賃節約のため一緒に住み始めるがそこから地獄の2か月間が始まる…
遠距離恋愛から始まった私たち。
だから2人で住み始めた頃はずいぶん衝突した。
自由人な夫。休みの日は早起きしてスロット屋に通う。
妻が帰宅時間を聞いてもその時間に帰ってくることはなかった。
まじめな妻。
休みの日はいつも通りに起床し、掃除や洗濯などを一通り終わらせてから夫とお出かけしたい。
けどなかなかお出かけできない。
そしてお互い思った。
「宇宙人と住んでいる!」
その後、夫は心理学やコミュニケーションを学んだ。
それがあったからかろうじて今がある。
夫婦で無職
2018年3月、夫が11年働いた職場を退職した。
新卒で総合病院に入職し大きな問題もなく仕事を続けてきた。
最後の2年間は主任を務め、やめる前には師長へ昇進の打診もあった。
とっても順調に看護師人生を歩んできた。
そんな夫が看護師を辞めた。
自由な時間を求めて。
同じころ、妻は1年2か月の育児休業を経て職場復帰をした。
3人目の妊娠中に勤務していた外科と内科混合の急性期病棟への復帰を希望したが、配属先はルールが細かい回復期病棟だった。
夫の退職を後押しし、妻は時短勤務で細々ながらも安定した収入を得ていくはずだった…
三人育児の現実
4月から保育園に行きだした子③、1週間の慣らし保育後、順調に保育園生活に慣れていく。
妻は復帰後2日目で保育園から呼び出される。
「子③がお熱か…。仕方ないな~」と思ったら、まさかの子①の発熱!ズコー!
その後も順番に子どもたちがお熱を出したりなんだりかんだり…
仕事と家事と育児どれもこれも中途半端。
同じ職場でパートになろうと決意し上司に相談し7月末での退職届を提出。
そうこうしているうちに6月末、子③が肺炎で1週間入院。
無事退院してほっとしたのもつかの間、その後10日もしないうちに子③がRSウィルスによる肺炎で再入院。
仕事に対する責任を果たせないことに対する無力感から退職を決意する。
つづく…
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