【お年玉の使い方】自由に使わせてもらえなかったパパと自由に使いたい小学1年生の娘

今日は夫:てるりんが書きました。

お年玉ってみんなどうやって使っているのだろう。自分の子どもたちにどうやってお金の使い方を教えて行こうか悩みつつ、お年玉はいい機会だと思い色々考えたので書いてみる。

「自分で使いたい、自分のお金で買いたい」
小学生になった長女が、お年玉は自分のお金だから自分で使いたいと言い出した。

その時私は。。。

当然お年玉はもらった人のもので、自由に使っていいものだ。そう思っている自分がいるもののそれを素直にオッケーと言えない自分がいる。
それはきっと自分の幼少期のお年玉の使い方が自由ではなかったからではないかと思う。

自分の幼い頃のお年玉

幼い頃のお年玉はほぼ毎年、親に回収されていた。親は預かっておくと言っていたがそれを自分の通帳に貯めているわけではなかった。何度も自分のもらったお金だから使いたいと主張したが叶わなかった。一部使えた時もあったが内容は確認され親の意に反するものは許されなかった。
そんな幼少期の体験が、娘の自由を奪おうとしていたのかもしれない。

長女が「自分のお金で買いたい」と言った時自分の幼少期の体験が頭をよぎり、素直にオッケーを出せなかったのです。

いろいろな思いが頭の中を駆け巡ったが、結局は自由にお金を使う事を許可した(許可するものでもないと思うが)。使ってみようという事にしてみた。

娘のお金の使い道

娘は近所に買い物に行った時におもちゃの入った福袋を買い、クレーンゲームを2回やった。
福袋にはビーズのセットなど入っていて楽しそうに遊んでいる。
クレーンゲームは2回とも何も取れずとってもがっかりした様子で「つまらなかった」とふて腐れていた。そのあとは好きなアイスを自分で買って食べたが、ふて腐れた顔のまま食べて帰路に着いた。

この経験を通して
長女にとっては
自分のお金を自由に使うというちょっと大人な体験をするという貴重な体験になったのではないかと思う。そしてクレーンゲームをし、何も取れなかった。コレもまたとてもいい体験で、自分のお金を使って楽しい時間を買ったことや、自分の思い通りにならない(クレーンゲームで何も取れない)体験も貴重だと思う。

私にとっては
なかなか複雑な想いもあったのだが、幼い頃に自分が嫌だった体験を子供に繰り返さない?ためにも、自分の正直な想いで子供と関わるためにもとても貴重な体験だった。

今後も
子どもとの関わりやの中で自分の幼少期と重なる場面はあると思う。自分の気持ちに正直に子育てしていこうと思った日だった。