長女の背中を見送って考えたこと

すっかりブログがご無沙汰になっており、書き方を忘れかけています。はて…改行はどうやってするんだっけ?…

気を取り直して…

今日から新年度ですね。新しい職場に異動になった方、新しく何かを始めた方、ご自身だけでなくご家族が新しい環境に飛び出していった方、いろんな方がいらっしゃると思います。

私は「新しい」がとても苦手です。ざわざわと落ち着かない気持ちになります。もともと人付き合いは上手じゃないし、後ろ向きな思考だし、変化は怖いです。気持ちもざわざわしてイライラします。

どうしてかなぁと考えてみました。

いろいろ考えてみたのですが、どうやら「失敗」が怖いようです。

私はもともと完璧主義なところが強く、自分だけでなく周りの人にもそれを求めてしまう厄介な人です。小さな失敗や小さなミスですべてが終わってしまうような感覚に陥ることがあります。そんなわけないと頭では分かっています。でも気持ちが付いてきません。特に「自分の存在価値を認められていない」と感じる時などに「もうだめだ」と強く感じます。

そんなネガティブは母をよそに、長女は今日から学童に行き始めました。

長男を保育園に送ってから(次女は体調不良のため登園できず、背中でウトウト…)、長女と手をつないで学童へ。

「困ったことがあったら、学童のスタッフの人に話をするんだよ」

と伝えて学童の部屋に入りました。(私の)不安が大きかったので一緒に部屋の中まで送りました。全身から不安があふれ出す母とは違い、長女は落ち着いてスタッフについていきます。一度も私を振り返ることなく、しっかり話を聞き準備を進める長女。五年前、初めて保育園に通い出して大泣きしていた長女が自分で考え、行動している姿に思わず涙が出そうでした。(次女が背中に居るので泣けなかったけど)

今まで「長女ちゃんはしっかりしているから大丈夫だよ」と保育園の先生やお友だちのお母さんたちが何度も私にくれた言葉です。でも私は受け入れられなかった。それはそう言ってくれた方に対しても長女に対しても本当に失礼だったと思います。

でも今日、長女の背中を見送って、私の中で「腑に落ちた」実感がありました。

「大丈夫」

ストライダーの練習中
4歳になる前くらいの写真
この頃から比べても背中がたくましくなりました。

「長女は自分で考えて行動することができる。失敗は恥ずかしいことじゃない。先回りして私がごちゃごちゃいうのは辞めよう。長女がつまづいたり、悩んだりしたときに戻ってこられる場所でいよう」と決めました。

とはいえ、長年染みついたガミガミ癖はすぐにひょっこり戻ってくるかもしれません。そしたらまた、この記事を読もうと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。