日本の常識は世界の非常識!?口腔ケア口座に参加してきました!

突然ですが、皆さんは虫歯はありますか?

歯医者さんってどのくらいの頻度で行っていますか?

目次

歯周病と虫歯はまれな疾患!?

先日、株式会社オーラルケアの歯科衛生士さんの口腔ケア講座に参加してきました。
そこで衝撃的だったことは、歯周病と虫歯は本来、稀な疾患であるということ。

えー!!そうなの!?

毎日歯磨きしてます!

○か月に1回は歯医者さんでクリーニングをしてもらっています!

という方は多いと思います。

しかし

【プラーク残存率】【歯周病率】【虫歯の平均本数】を【定期的に歯医者さんに行く人】と【セルフケアのみの人】で比較した統計があるのですが、実はほとんど差がありません

あれ?

って思いません?

わざわざ時間をお金をかけて歯医者さんに行ったのに、効果が無いなんてもったいないですよね。

世界に目を向けてみると…

予防歯科先進国として知られているスウェーデンでは、歯医者は治療の場ではなく虫歯や歯周病にならないための知識や技術を学ぶ場所だそうです。

・なぜ虫歯や歯周病ができるのか

・どこを集中的にケアする必要があるのか

・どのような方法が効果的なのか

・健康な歯を保つことでどれほど価値のある生活が送れるか

といった知識や技術を学ぶのが当たり前なのだそうです。

そんなスウェーデンは歯周病の人の割合は日本の4分の180歳での残存歯数は約20本、日本は10本前後(なんと8本というデータもある!!!

歯の本数は見た目にも影響します。

入れ歯の方が外すと別人に見えたり、ぐっと老け込んで見えたりしますよね。

どのような方法でどこを集中的にケアすればよいのか?

今回の講座では

デンタルフロス(糸)を使用した歯間のケアを学びました。

口の中で最も歯垢や細菌の温床となりやすいのは歯と歯が接しているところや歯と歯茎のわずかな隙間です。

この部分のケアは歯ブラシだけでは困難です。

「フロス&ピック」タイプのものを使用しているかたも多いと思いますが、一度使用したフロスを別の場所で使用すると、除去した歯垢や最近の塊を別の場所に移動してしまうことになるのだそうです…

それを防ぐためには長い糸タイプの「デンタルフロス・フロアフロス」

使う部分を少しずつずらして常に清潔なフロス面で歯間ケアを行うことが大事だということでした。

指に糸を巻き付けて使用するので難しそうですが、慣れると意外と簡単です!

フロアフロスの使い方

①フロアフロスを40~50センチに切り取る

(だいたい、片腕分の長さを目安にする)

②端を中指に巻き付ける

③間隔を3センチほどあけて、親指と人差し指でつまむ

④奥歯から始める

(歯の側面にフロアフロスを添わせながら、歯茎のなか1~2ミリまで入れる)

⑤一か所掃除し終わったら、汚れたところは巻き取り、新しいきれいな部分を使って次の場所を掃除する

詳しくは株式会社オーラルケアのHPに動画とともに掲載されているのでご覧ください。

フロアフロスを使ったら、歯ぐきから出血が!

普段の口腔ケアが不十分な場合、フロスを使ったケアや日々の歯磨きで出血を起こすこともあるそうです。これはフロスによって傷ついたからではなく、慢性的な細菌繁殖により歯茎が腫れていたり、炎症を起こしやすい状態になっているため。

継続的に適切なケアを行うことで、細菌が除去され出血や炎症は起こりづらくなっていきます。

口腔ケア講座後、約2か月半実施した感想

今回の講座を受講後、私自身も実践しています。

フロアフロスを使い始めた当初は歯ぐきから出血していましたが、今では出血もなくなりました。

歯磨きは毎食後、フロアフロスは夕食後に使用していますが、翌朝起きるまで口の中がすっきりした状態を保っています。

※あくまでも個人の感想ですので、効果を保証するものではありません。ご利用にあたってはご自身の判断、責任の下で行ってください。